【コナン】Fall in love with a girl
第5章 中学校2年生
それでも、そいつはめげなかった
休み時間になる度にの席の前を陣取って、ずっと話しかけてる
好きなんだなー、照れながらも話題を必死に探してる
可愛いし、スタイルもいい、優しいしモテるのはわかる
は困り顔で俺たちに視線を送る
助け舟を出す為に2人に近づいた
泣きそうな顔で見つめられてどうしたものかと本気で悩んだ
「数学、俺にも教えてくれよ」
陣平ちゃんの登場で、みんな「はぁ?」と言う顔をしている
陣平ちゃんは同級生から教わらなくちゃいけないほど、数学の成績は悪くない
むしろいい方だ
理数系にはめっぽう強かった
「俺とに教えてくれ
今日は俺ジムあるから、明日な
はい、解散」
パンと手を叩いてあいつを追っ払った
「は今日はまっすぐ帰ること、いいな?」
「わかりました…」
「間違ってもハギのこと待たなくてもいいからな!風邪気味なんだろ?
さっきから咳してる
これやるから大人しく帰れ」
コロンとの手に転がったのはのど飴
ありがとうって笑顔をくれる
時々、その笑顔にドキッとさせられる
「の事になると飛んでくるよな」
「うるせーぞ」
「素直じゃないなぁ…」
「ハギ!」
「はいはい、わかりました
黙ります…」
次の日、3人で数学の勉強をしたみたいだった
俺はパス
女の子たちに放課後遊ぼうって誘われてたから