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【コナン】Fall in love with a girl

第4章 中学生 1年生



「は?」
「例の先輩に付き合えないって言ってくるって」
「ふーん、大丈夫か?」
「なーに?心配?」
「そりゃするだろ…あ、やべ教室にジャージ忘れてきた」

萩原と2人で教室に戻るとその光景に目を見開いた

制服を乱されて
床に押し倒されてが泣いてる
嫌がって暴れてる

「おい…なにしてんだ…」
そう言うよりも早く手が出た
殴り飛ばして、からこいつを引き離した
教室から先輩を引きづり出して胸ぐらを掴んだ
「自分が何したかわかってるのか?」

「ムカつくだろ、俺とメールしてても一緒に帰ってもお前らの話ばかりして…
オマケにさっき振られて…友達にさえなれなかった…当たり前のようにそばにいるお前らに俺の気持ちがわかってたまるか」

俺の手を振り払い先輩はその場を去った

教室の中に目をやると萩原の腕に抱かれている
は肩を震わせて泣いていた

「……」
俺が呼ぶと顔を少しあげた

「陣平くん…手…」

あいつを殴った時に赤くなった拳
こんな状態なのに、俺の手を心配している

「ごめんね、もうすぐ試合って言ってたのに…」

「こんなの直ぐに引くから…」

ハギから奪い取るようにの事を抱き寄せた




俺があんなこと言わなければ、こうならなかったのかもしれない

「研二くんのせいじゃないよ、もう大丈夫だから気にしないで」
「でもさ…」
「ほんとに大丈夫!来てくれて助けてくれてありがとう」

の笑顔が辛い
俺たちの前では無理して笑わなくてもいいのに


それからのは、男と喋るのも怯えていた
距離を置いて、影を潜めて目立たないようにしていた

俺と陣平ちゃんの事は平気だったみたいだけど

それは3年が卒業するまで続いた

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