• テキストサイズ

【コナン】Fall in love with a girl

第4章 中学生 1年生


「またメール打ってんの?」
「あぁ…うん…」
「楽しくないならやめちゃいなよ、付き合う気ないんでしょ?」

私の表情を読み取った研二くん
「……うん、付き合うってよくわかんないし…返事催促されて、ずっと携帯離せないのは、ちょっとキツいかな…」
「突き放すのも優しさだよ?
中途半端に優しくするのは、相手も期待しちゃうだろうし、ね?」

相手を1人に絞らず、違う女の子といつも一緒にいる研二くんが言うの?
「まぁ、俺の場合はちゃんと最初に伝えてるからさ
遊ぶのはOKだけど、付き合えないって」

研二くんは私の心を読むのが本当にうまい
顔に出やすいんだろうけど…

「そうなんだ…
今日、一緒に帰ろうって誘われてるから、ちゃんと自分の気持ち話してくる」
「うん、気をつけてね」
「ありがとう」



「ごめんなさい」
「どうしても無理?」
「はい、本当にごめんなさい」

迎えに来てくれた誰もいない教室で自分の気持ちを伝えた

「諦められない」

何が起こったのかわからなかった
先輩の手で口を塞がれて、息ができない
苦しい

床に押し倒されて…私に馬乗りになった

「乱暴したくないから、大人しくしてて」

口から手が離されて、今度は両手首をひとつに纏められて…

「やだっ!離してっ!」

「泣くなっ、大声出したらどうなるかわかってるな?」

シャッター音がして、捲りあげられた制服の姿で写真を取られた事に気づいた

「やだ、辞めて…」

もがいても手首の痛みが強くなるだけで、先輩の平手打ちが飛んでくる
先輩の手は、制服の中に入ってきて
下着に手がかかった

「なんでダメなんだ…こんなに好きなのにどうして、俺の事見てくれないんだ」
睨みつけられて大声で怒鳴られて
やだ、怖い…
暴れても男の人の力に適うわけもなく

こんなのやだっ…

陣平くんと研二くんの声が聞こえた
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp