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【コナン】Fall in love with a girl

第4章 中学生 1年生


中学校では、陣平くんは小さい頃からお父さんに教えこまれていたボクシングに力を入れ始めた
研二くんは剣道部
私は何がしたいのかよくわからなかったから部活には入らなかった

2人は相変わらず仲が良かった
放課後忙しい彼らと暇な私

昔みたいに一緒に遊ぶことは少なくなった
身長もいつの間にかすごく伸びてて
女の子達から、かっこいいと2人は注目の的だった

陣平くんは面倒くさそうにしていたけど、研二くんは持ち前のコミュニケーション能力の高さで更に女の子達を引き付けていた

研二くんの一人称もいつの間にか"ボク"から"俺"に変わってた


バレンタインには、両手いっぱいのチョコレートを抱えている

「こんなにたくさんあるなら、私のいらないよね?陣平くん、研二くんの分も貰ってくれる?」

「だーめ!陣平ちゃんにあげないで
それは俺のでしょ?のは1番最初に食べるんだから」

「無理しなくてもいいのに…」

「毎年毎年よくやるよな」

そういう陣平くんだってかなりの量のチョコレートを貰っていた

「お返し大変そうだね…」
「お返しの買い物、お前も付き合えよ」
「え?なんで?」
「女が喜ぶもんなんて、俺がわかると思うか?」
「そっか、…」
「納得されんのも腹が立つなぁ」

陣平くんに捕まって眉間の当たりを拳でグリグリされた

「痛い、痛いよー
研二くん!」

「はいよ」

ぺいッと陣平くんの手を払い除けてくれた

「痛かったねぇー」
眉間の所をなでなでしながらそういった

「甘々だな、ハギ…」
「陣平ちゃんだって、人のこと言えないだろ?」


3人で笑い会う日々がいつまでも続けばいいのに


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