第1章 大切な存在R18
キスの勢いそのままに、欲望を収めることもせず性急に求めてくる彼に少し慌てる
(え?こ…ここで…?)
「こんなキスしちゃったら、無理…
どれだけ君とこうしたかったと思ってるの
…お願いだから、このまま抱かせて…」
欲望が灯った切なげな瞳でそう言われると、壁に押し付けられ…首筋にはカカシさんの、濡れた舌が這っていく
そのまま、まるで下着を破りそうな勢いで下げられると…抱え上げられた私は息つく暇もなく…彼の大きくなったモノを秘部に当てがわてしまう
「ほら、もうこんなだよ…君のせいだ」
『…待っ…ん…っ…』
その熱い先端で割れ目をなぞられ、敏感な芽を擦られると腰がびくっと跳ねて…すぐに理性が遠のいてく…
「…はあっ…すごい…濡れ…てる…すぐ挿っちゃうね…」
『…やっ…』
息を乱して切なそうな表情を浮かべた彼は…そのままグッと腰を押し付けるようにして、性急に私の中に入って来た
「ごめん‥待てない」
何の抵抗もなくぬるりと彼自身を受け入れると、直ぐに抗うことの出来ない快感の波が私にも押し寄せる
『…あっ!…はぁ…はぁっ…ご飯…作ってる途中…だった、のに…っ…』
最奥まで、カカシさんの大きくなった欲望を押し付けられ、呼吸が…乱される…
「でも…君も…中うねって…すごい締め付けてくる…本当は…こうしたかったんでしょ?」
耳元で卑猥な事を言うカカシさんの胸を小突いて、目を逸らす
『もう…っ…』
笑ったカカシさんが私の首筋に顔を埋め、安堵したように私を抱きすくめた
「君の…匂い、安心する」
ホッとしたような彼の声に、私も身体から力を抜いてそっと彼の背中に腕を回した
『…カカシさん…?』
「やっと君を抱ける…
…夢にも出て来るくらい、欲しかった」
『あっ!…ああっ…!』
そのままゆっくり腰が動かされ…久し振りのカカシさんの匂いと温もりに包まれ、快楽の渦に飲み込まれた私は…愛おしい人に触れられ、求められる幸福感に直ぐに何も考えられなくなってしまった