第25章 終章
カカシ『愛してるよ…
2人とも…
掛けがいのない…俺の家族だ…ずっと側にいるよ』
花『ふふ…はい
私も、愛しています…
2人とも、掛けがいのない…私の家族です』
互いにそう宣言し、顔を合わせてまた笑い合う
顎を掬って、カカシさんは私に…労わるような柔らかい口付けを降らせる
カカシ『お疲れ様…花ちゃん』
…産まれたばかりの愛おしい存在に…そうして2人で心から感謝をした
里の平和や、共に歩んで行く幸せのバトンは…私達がちゃんと次世代に渡して行かなければ…と我が子を前に強く思う…
(貴方の人生にもきっと…幸せが、平和が…訪れます様に)
私達の願いは、物語は…そうして未来へと繋がっていくのだから……
絡めあった指先を我が子の上にそっと載せて…私達は懲りずにずっと、その寝顔を眺めていた……
fin