第16章 初めての嘘R18
(…も…っ…
立っ…て…られ…な…い…)
「…ふふ…
立ったままイっちゃったら…
…脚…もう力入らないよね…」
「…大丈夫?
ほら…捕まっていいよ
一気に色んなところ攻めたから…気持ちよぎちゃった、かな?
…ふふ…いいなぁ…
ねぇ、今度逆パターンもしてね。
──影分身でいいからさ…
俺も君に…2人で攻められたいな…」
『…はぁ…っ…はぁ…
…え…っ…と…あ……の…
…は…………い………』
私の朦朧とした返事にカカシさんは嬉しそうに微笑む。
ぽーっとしていると、そのまま抱えられて寝室に連れて行かれる。
ベッドにふわりと横たえられると、また2人が覆いかぶさって来た。
『…んっ!…』
今度は幻影が唇を塞いでくる。
優しく中を舐められ…私は彼の首に自然と、両腕を回した。
「…ん…舌…もっと、絡めて…」
「ふふ…脚も…開いてね…」
全身を脱力させる。
カカシさんは太ももに割り入ってそこに顔を埋めながら、下から伸びて来た両手で胸の膨らみを弄ってきた。
幻影に耳や首筋に舌を這わされ、何だか夢を見ているような気分になってくる。
その全てが気持ちいい──…
…愛おしい人の甘い懇願の声が…
──…二重になって頭の中に響いている
『んっ…
…はぁ…っ…ん…っ…』
「気持ち良くなってる君…可愛い──…
もっと…見せて…」
『あぁ…っ…』
彼らに与えられる強烈な甘い快感に、自然と腰は揺れ──…自ら快楽を求めていく。
下から両手が握りしめられ、私はそこに爪を立てた。
『ふっ…はぁ…っ…あっん…!
カ…カシさん…カカシ…さん…!
き…もちい…っ…あぁ…!!
───も…っ…と…!』
上から爪を立てた指先で、赤く突起した胸の先端を軽く引っ掻かかれ、陰核は音を立てて吸われる。
嬌声は虚しくもまた、塞がれた舌に絡め取られる。
(…っだ…め…!!…また…イ…クっ!!…)
2度目に達した時、カカシさんが幻影を押し退け私を抱き寄せてきた。
『…ひあっ!!あぁっ!!…』
ビクビクと激しく内側をヒクつかせている間、ギュッと彼に優しく包み込まれる。
(…も…っ…どっちが、どっちか…
…分から…なくなって来た…)