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NARUTO 夢(その後)

第11章 影との遭遇R18





『えぇ…!
や、やっぱり分からないんじゃないですかぁ…!!?』


「まぁまぁ、
そうは言ってもそれが原因かはまだ分からないし、決め付けて考えるのは良くないよ…ね?」


まさか…綱手様の仕掛けたあの鍛錬の日々が、ここへ来てまたこんな騒動に発展するなんて…私、どうして習得もしていない術を発動させようとしたのか…

もう魔が、刺したとか…



(…やっぱり私…ダメな妻、だな…)



『……本当に……


…すいませんでした……』



そうか…あの技が原因だとすれば、カカシさんに何か悪い影響がないか、綱手様に一度相談してみた方がいいのかも…



「あはは、バカ夫婦もいいじゃない。

深刻に考えないで、サスケに頼もう

…恥ならさっき"散々"晒したし…」


そうしてまた、別の恥を思い出す。


『…っ…ああ!!
もう…頭が痛いです…!』


バシッとカカシさんの胸を思い切り小突いてしまう。


「痛っ…ごめんって」


…と、その手をパッと掴まれて、上げた顔にそっと顔が寄せられる。

私は居た堪れない気持ちで目を伏せた。


「う〜ん
俺は逆にそうであって欲しい…かな?」


顎を掬われて、目線を合わせられた。


水が滴る彼は、文字通り強烈な色気を纏っている。


『…な、なんで…』


「え〜、だって…

君に掛けられた術なら
単純に、悪くないと思える…でしょ?

…むしろ…興奮する…かも…」


『…え?!』


そう言ってペロリと鼻先を舐められる。


「ああ、どうしよう…

…また勃って来ちゃった」


『…な、なんで…
まだ、そうと決まった訳ではないって、今…

…っ…んん…!』


そのまま2人でシャワーの湯に濡れながら、再び甘く唇を吸われてしまう。


『…ダ、ダメ…です…

サスケ…君…が…っ…待っ…て…ます…』


「…だって…もう大して違わないでしょ?

…大丈夫…

…不本意だけど…
5分で終わらせるから…もう黙ってて…」


『…ひぁっ…』


そうして私は、強引な彼にまた流されてしまうのだった。



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