第2章 湯浴みしながら*
「んっ……」
レンに手酷く犯された後ミシェルが目覚めると、いつもミシェルに良くしてくれている男、レグルがいた。
ミシェルは薄い布の上に座っていた。
石の床は冷えるから、レグルが敷いてくれたのだろうか。
しかし、目を覚ましへたり込むミシェルの股を広げて、その間にレグルが片膝をつき何かをしている。
ミシェルの脳内を占めたのは羞恥心だけだった。
「ひっ!? ぃ、いやっ! お恥ずかしい……っ!」
「ああ、おはよう……少し我慢してくれ。レン王子がミシェルの中に出したものを、今掻き出しているから」
「あっ! ああっ…! や、やめぇ…!」
緩んだ膣に指を入れ、広げると同時にとろりとレンの白濁が漏れ出る。
その様が何とも卑猥で、ミシェルは恥ずかしさのあまり顔を背ける。
レグルはミシェルに良くしてくれている––––こんな痴態を彼に晒し続けるなんて、ミシェルには耐えられない。
しかもレグルはミシェルの大事なところに触れ、後処理をしてくれている。
憧れとも言える男にさせていることに、ミシェルは口の端から糸を垂らしながら泣き出す。
「は、恥ずかしくて、しにそうですっ…!」
こぷこぷとミシェルのナカから流れ出ていく精液がレグルの指に付き、それがすごくいやらしかった。
レグルはそのままミシェルの開かれた股の茂みに顔を近づける。
ミシェルのひくひくするお口から、自分に向けての愛液が溢れていることに気がついたレグルが舌を伸ばす。
「……ふむ」
「いゃぁぁっ! あぁー…っ!」
ミシェルの腰が大きく跳ねた。
突然舐られた快感と背徳的な行為にミシェルが絶叫する。
レグルががくがく震えるミシェルの足を開いたままに押さえ、くぱぁ…と愛液を垂れ流すそこに舌を突っ込んだ。