第1章 彼女の名前は*
「れん、様……」
「まだ終わらないよ……っ」
蕩けた目でレンを見上げるミシェルに、ぞくりと征服欲が満たされる。
早くその身体も心も蹂躙し尽くしたい。
レンは乾いた唇を舐めて湿らせると、今度は正面からミシェルのトロトロになった孔の奥をえぐった。
「んっひゃぁぁあっ!?」
「は……! ほんと……俺が一番にこの身体を破瓜できて正解だったと思いますよ…っ」
抜かれなかった接合部にこれ以上奥に侵入されないと思っていたミシェルは、最奥を揺すられ声を上げる。
ずぶずぶと挿入されるそこに感覚はもうない。
受け止めきれなかった白濁がお尻を伝って床にこぼれる。
「堕ちろよ聖処女っ……!」
レンが抜き差しするスピードを上げ始め、ピストンによって揺すられるミシェルももはや憚らず嬌声を上げ始める。
ぐちゅぐちゅと水音と液体の織りなす卑猥なそれがいっそう大きく鳴り、狭い塔から湿った空気が漏れ出る。
「出る……出るっ! ああ、出てるっ……!」
「あふっ……」
ぶしぅっ!とすでに自分が撃ちまくった精液に溢れかえる中に注ぎ込むと、ミシェルが動かないように押さえつける。
こぽぉ……と今持てる白濁を精一杯出しきったレンは、ずるりと萎えた肉棒を抜き出し、ミシェルの太腿に擦り付けた。
気絶寸前のミシェルは我を失っており、何度も無理やり絶頂をのぼらされてびくびくと身体を跳ねさせる。
レンはミシェルの愛液にまみれた肉棒を服の下にしまうと、よろめきながらも立ち上がる。
真っ白な裸体を更にレンの白濁に染め上げられ、ミシェルは横たわったまま目を閉じた。
「また来ますね、ミシェル。
……逃げちゃ駄目ですよ?」