第1章 壱ノ型
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『キメツ学園?』
校門前に書いてある学校名が何故かよろしいお名前になっていた。
『今日文化祭かなにかだったっけ?』
違和感を感じながらも何かの間違いだと自分に言い聞かせなければ私も動かす理由にならなかった。
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『かぼす組?柿組?意味わからん』
いや、私1年4組だったんだけど・・・・
何故クラス名まで変わっとるんや
『やけに和風な名前だしどっかで聞いたことあるんだけど』
そう思いながら私はクラスを1つずつ覗きながら自分のクラスメイトを探していた
?『あっ!いたいた!君が転校生だね!聞いてた時間になっても来ないから職員室の場所が分からないのかと思ってたんだよ!』
この人の喋り方どっかで聞いたことあるような・・
『は?』
いやありえないし。いやいやだってさ
『うむ!そんなに冷や汗かいて大丈夫か!転校生!今は冬だが風邪でもひいたのか!』
何故煉獄さんが目の前にいる?!?
目の前にはスーツに身を固めた炎柱の煉獄杏寿郎が目の前にいるのだが・・
『返事がないようだが大丈夫か?転校生!』
『あっ!はい!大丈夫です!』
思わず脳内でしか喋ってなかった