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【黒子のバスケ】僕らの育児ファンファーレ!

第6章 触り心地


ーー


睦月の生活は、他人にはあまり干渉されない。
睦月の家柄の噂なんて聞いたことがなかった。



確かに、テストの順位の上位のほうに張り出されていただろう。
バカ、と言われればそれは不似合いすぎる言葉だ。



しかしながら、彼女の生活がそこまで厳しかったとは。



だって、20年弱生きてきていてゲームセンターに来たのが一回だなんて。



だから彼女は他の女性とはひと味違うのか。
他人行儀の口癖や遠慮しているところ意外は非常に礼儀正しく見ていて不快になることはない



いつも無表情のポーカーフェイス。



そんな彼女が、小さく微笑んだときなんて
思わず見とれてしまった。


中学、高校と同じで
誰よりも進む道が同じだというのに

彼女のことなんて知らなかった
彼女の笑ったところなんて初めて見た。



睦月真珠の笑顔が、そんなにかわいくて
見とれてしまうほど綺麗だなんて知らなかった。
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