第4章 寝ぼけ眼
「………仕方ないな」
あまりに重大なことを任されて、塞ぎこんでしまった私を見て、赤司くんが呆れたように呟いた。
ごめんなさい、赤司くん。
そして真昼、女の子だったらごめんなさい………
ソファーに顔を伏せて、わくわくドキドキしながら
赤司くんの結果を待っていると
ふぅ、としばらくしてため息が聞こえた。
どういう意味のため息だろうか………?
「あ、あの……結果は?」
「男の子だ」
なんだか、お腹にいる赤ちゃんの性別が判明したときみたいな
嬉しさと複雑さがおり混ざった感覚………感情ですね………
真昼は、男の子だそう。
結果は知れたからいいものの、
朝からとんだ大騒ぎでした((汗