第4章 寝ぼけ眼
どうやら赤司くんはお風呂に入ったようです。
朝風呂ですか。
そして出てきた赤司くんは、真昼が着れるような服を探していた。
「それはそうと、真昼って男の子?」
疑問に思ってふと呟くと、タンスを漁っていた赤司くんがぴたりと止まった。
「男じゃないのか?」
「え、本当ですか?」
「「?(´·ω·`)?」」
「まさか把握してないとか?」
「う、はい」
「なんだと……?」
これはまずい。
一体真昼は男の子、女の子?
「か……確認しないと………」
名前からすれば女の子って感じがしますが。
それを正直に打ち明けると、
赤司くんは名前から男の子だと思ったと言った。
よくよく考えろば、『真昼』って男の子にも女の子にもつけても違和感ないですよね……?