第9章 期末テスト頑張っちゃおう
身支度を整え消太兄の朝ご飯(昨日の残り)を用意してると欠伸をしながら自分の部屋から出てきた消太兄は12時だというのにまだ眠そうだ
「お?着替えてどっか行くのか」
「うん、昨日クラスの連中に合宿に必要な物一緒に行こうって言われて爆豪も轟も断った後だったから断りずらくて」
「ほー、まぁ楽しんでこい」
「はーい、、じゃあ行ってきます」
「行ってら〜」
(あいつも遊びに行くようになったか。あいつらには感謝だな)
(そういえば、誰とも連絡手段持ってないけどまぁどうにかなるか)
予定時刻より30分早めに着いたのでショッピングモールの入口で待つことにした
「あの〜、想造さんだけ現地集合ということでしたが、誰か連絡手段持っている方いますの?」
「......あぁ!持ってない!もしかして誰ともLINE交換してない?!」
全員の顔を見るけど首を振るばかり
「あぁ〜やっちゃったなぁ見つかるかな...。」
「ちゃんならきっと中じゃなくて外で待っててくれてるよ!」
「そうだよね!じゃあ探そう!」
「「おー!!」」
男女二手に分かれて居るであろう想造を探す事になった
「つってもこんな大勢中見つけるの大変だぞ」
「そうだね、でも......」
ブツブツと唱え始める緑谷
「つーか、どんな服着てるかもわかんねぇ、、、あれそうじゃねぇ?」
スニーカーに黒のスキニーパンツ、全体的に白で黒い英文字がかかれたプルオーバー、黒いキャップから見えるピアスとイヤホン
「私服だと雰囲気が変わるな」
「だね、取り敢えず声掛けてみようか」
「あのー、、」
「ん?あ...もしかして探した?見つけやすいところに居たつもりだったけど」
「合ってた〜よかった、そんなに探してねぇよけど女子と二手に分かれたから連絡するわ」
連絡してすぐ女子が合流してくれてやっと買い物が始まる
「てな感じでやって来ました!県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端木椰子ショッピングモール!!」
(説明ありがとう芦戸)
俺達は中に入り必要な用途に分かれて買い物し3時に集合することになった
(これなら全員で来なくても良かったのでわ?)