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スノードロップ【ヒロアカ】

第3章 入学


4月

新しい制服に腕を通し今日から通う雄英高校に向かう
時間はかなりギリギリだ

「お父さん、お母さん行ってきます」

両親への挨拶を済ませそさくさと家を出た
見慣れない景色を見ながら学校へと向かう
学校に着いてクラスを探すとバカでかい扉には〝1ーA〟の文字がデカデカと書かれている。戸を開けるとクラスのメンバーはほぼ揃っていた。俺は1番後ろの空いた席を見つけ座る。前には赤と白半分別れている髪色の男子が座っていた。

寝袋付きで現れた先生は「担任の相澤消太だよろしくね」とだるそうに挨拶すると「早速だがこれ着てグラウンドにでろ」と体操服を見せた

体操着に着替えたA組生徒がグラウンドに出ると
個性把握テストを受けることを伝えられた
雄英のなんたるかをダルそうに説明され

「個性有りでやってみろ」

と個性実技テストでトップだった爆豪に指示した

ボールを受け取った爆豪は円の中に入り

「死ねェェエェえ」

と叫びながらボールを放った

「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

と先生は言い爆豪の記録“705.2m”と書かれた端末を皆に見せた

記録を見せられた皆は驚き思ったことを口々に言った
「面白そう」の言葉に相澤先生は反応した

「面白そう。かヒーローになるための3年間そんな腹積もりで過ごす気かい?
よし、8種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分としよう」

「「はぁーー?!」」

生徒の声が重なる

(除籍処分ねぇ)

「全力で乗り越えてこい」

挑発するように相澤先生は言った

皆は感化されたようでやる気に満ちた顔をした
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