第9章 期末テスト頑張っちゃおう
5試合目は最後までもつれ込んだけど13号先生の吸引を逆手に取り?懐に入って捕まえてた
(俺も同じて使おう)
終わった生徒が続々と集まり始めた
6試合目は重機に乗った校長先生にとことんゴールまでの道を塞がれる&先生の場所も分からずタイムアップでリタイアとなった
7試合目はプレゼントマイクの攻撃でなかなか前に進めずにいたが、口田の個性で虫を操りプレゼントマイクを襲わせ気絶させゴールした
(俺の音でも相殺はできないだろうな。となると幻影で惑わしつつゴールを目指すか。耳は最悪壊れても治そう)
8試合目は、障子が囮になりその隙に葉隠が近ずきカフスを付け捕まえた
(幻影を出して気を引いてるうちにゴールを目指す一択だな)
9試合目は瀬呂が眠ってしまいどうなるかと思ったが1番奥までミッドナイトを引き付け鞭をもぎもぎでくっ付けてセロハンで口を覆いゴールまで走りきった
(呼吸には自信あるし戦闘になっても水で粉を無意味にしちまおう)
「ちゃんドキドキね」
「うん、全員分の対策考えないとだし面倒臭い」
「でもその分期待されてるってことだよね!」
「そうだといいけど」
「ちゃんは誰と当たると思う?」
「エクトプラズムかミッドナイトか相澤先生かな。1番当たりたくないのは相澤先生。個性消されるのはダルいし」
(それに俺の手の内はバレてるしな)
「そっか、当たらないといいね」
「うん、、あ、始まるよ」
10試合目は最初から仲の悪さ全開で喧嘩してばっかだったが協力しあってなんとかオールマイトを足止めゴールまで走るがまたもや追いつかれ戦闘。
モニタールームも息を飲むしかない
(圧倒的な力量差、こんな顔した爆豪は始めてみるな)
オールマイトに押さえつけられ地に顔をつける爆豪はオールマイトに反撃、爆煙で視界が悪い間に緑谷をゴールまで投げるが阻まれる。そして爆豪はなんとか戦うが気絶、緑谷は爆豪を押さえつけるオールマイトを殴って爆豪を奪還、ゴールまで走った
(自分を捻じ曲げてでも手にしたかった勝利か。流石の執念だな爆豪勝己)
「勝ってよかった!!最後はちゃんやね!頑張って!」
「うん、ありがと」
皆に応援され演習場に向かう。俺の心は少しばかり楽しさで興奮していた