第9章 期末テスト頑張っちゃおう
「こんなルールー逃げの一択じゃね?って思っちゃいますよね〜そこで私達、サポート科にこんなの作ってもらいました〜」
オールマイトが取り出したのは重りだった
(オールマイトはいつ登場したかって?そりゃあ発表の時ド派手に登場しましたよ)
「ちょー圧縮おーもーりー」
ドラえもんの秘密道具みたいに紹介して装着する。
重さは体重の半分、付けてるだけで体力が削られそうだ
「ハンデってやつさ」
「戦闘を視野に入れさせるためか、ナメてんな」
「ははっどーだかな」
「よし、チームごとに用意したステージで1戦目から順番に演習試験を始める
出番がまだのものは試験を見学するなりチームで作戦を相談をするなり好きにしろ以上だ 」
俺は相談する相手など居ないので、モニタールームで先生の個性を把握することにした。
緑谷は爆豪と喋れないし、麗日は話が通じないとかで3人で見ることになった
1試合目が始まった、2人とも予想通りの正面突破それに対して、セメントス先生は何十枚もの壁を作り2人が進む道を遮る。
時間に制限がある2人は次第に壁を壊すスピードが遅くなり最後は壁に飲み込まれてしまい、気絶によりリタイアした
(セメントス先生が相手なら音で壁と耳を破壊、いや、開始してすぐ氷で羽を作って上から攻めるか)
2試合目は、梅雨ちゃんの活躍が凄まじい。常闇のことをしっかりとサポートして何十体の分身を壊した。本人との戦闘ではダークシャドウにカフスを持たせ捕まえた。
(2人の個性を上手い具合に使ったな。流石だ。
数に対しては数でこなせるけど本人とはどーやって戦うか、、氷か水かだな)
3試合目は先生に有利な個性で落とし穴だらけだったが、2人の見事な組み合わせ攻撃?で難なくクリア
(落とし穴なら凍らして上から移動...この人と対戦はないな)
4試合目は決断力のない八百万が多少足を引っ張ったように見えたが捕まえてクリア
轟を捕まえて降りるところに撒菱したりなかなか嫌なことしてたのは流石相澤先生って感じ
「嫌なことするなぁ」
(んでもってかっこいい)
「でも、あまいな」
(やっぱやりずらいのは消太兄だよなぁ殴りあってもどうか...上手く個性使わなきゃな)