第9章 期末テスト頑張っちゃおう
週末、切島と共にファミレスで爆豪に教わり臨んだ3日間の筆記試験も無事終わり、演習試験の日がやってきた
「それじゃ演習試験を始めて行く、この試験でも勿論赤点はある。林間合宿行きたけりゃみっともねぇヘマはするなよ」
(先生多いな)
見ただけで8人はいる
「諸君なら事前に情報を仕入れて何するか薄々分かってるとは思うが」
「入試みてぇなロボ無双だろ!」
「花火ー!カレー!肝試しー!」
「残念、諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
相澤先生の捕縛武器がモゾモゾしてそこから出てきたのは校長先生、校長先生はこれまた捕縛武器を使って下まで降りると説明を続けた
さっきまで喜んでた上鳴と芦戸は真っ白になって固まってるけど気にしないでおく
(あそこあんなに広いんだ...てか可愛い)
「これからは対人戦と活動を見据えたより実践に近い教えを重視するのさ!
という訳で、諸君にはこれから2人1組でここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」
「先生、、方と?」
「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度、諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表してくぞ」
切島、佐藤 VSセメントス
蛙吹、常闇 VS エクストプラズム
飯田、尾白 VS パワーローダー
八百万、轟 VS 相澤先生
青山、麗日 VS 13号
芦戸、上鳴 VS根津校長
口田、耳郎 VS プレゼントマイク
障子、葉隠 VS スナイプ
瀬呂、峰田 VS ミッドナイト
緑谷、爆豪 VS オールマイト
「最後に想造お前は、先生の誰かと1体1だ」
「はぁぁぁ?」
「順番は最後だ。それだけ頭に入れとけ」
(適当すぎだろ)
「試験の制限時間は30分!君達の目的はこのハンドカフスを教師にかけるorどちらか1人がステージから脱出することさ!想造さんは脱出かカフスをかけてね」
「戦闘訓練と似てるな」
「本当に逃げてもいいんですか?」
「うん!」
「とはいえ、戦闘訓練とは訳が違うからなァ相手はちょぉぉぉぉ格上ェ!」
「僕らをビィランそのものだと考えてください」
「戦い勝てるならそれでいいだが」
「実力差が大きすぎる場合逃げて応援を読んだ方が懸命、轟、飯田、緑谷お前らはよく分かってるはずだ」
「戦って勝つか、逃げて勝つか」
「そう!君達の判断力が試される!」