第9章 期末テスト頑張っちゃおう
職場体験も終わり、平常授業に戻って数週間待ちに待った夏休みが近ずいている
「えー、そろそろ夏休みも近いが勿論君らが1ヶ月休める道理はない」
「まさかァ?」
「夏休み、林間合宿やるぞ」
「知ってたよ!やったぁぁ!!」
「肝試そう!」
「花火」
「カレーだな」
「寝食みんなとワクワクしてきた!」
皆とテンションは一気に上がる
「ただし」
“シーン”
相澤先生の眼圧で大人しくなった皆の頭上に最早効果音が見える
「ふふっ」
「その前の期末テストで合格点に満たなかったやつは...補習地獄だ」
「皆!頑張ろうぜ!」
「クソくだらねぇ」
「女子頑張れよ!」
「それから、想造この後俺と職員室に来い」
「...はーい」
「で、用事は?」
「今日は遅くなるから晩飯食って寝ろ。鍵はちゃんと閉めろよ」
「それだけ?そんなのLINEで」
「家に忘れた」
「えー、分かった晩御飯冷蔵庫に入れとくからサラダだけでも食べて寝てよね。じゃあバイバイ」
「おう」
2人が居なくなった後、梅雨ちゃんに話しかける
(本当はUSJの時からずっと気になってた)
「ねぇねぇ梅雨ちゃん、ちゃんと相澤先生ってそーゆう関係なんかな?」
「お茶子ちゃん、そーね、そーゆう雰囲気はあるわよね」
「麗日もそう思うか?実はあたしも思っててさ、なんかこう、2人だけの時相澤先生の雰囲気柔らかくやるっていうかさ」
「え!?そーだったの?!」
「三奈ちゃん声が大きいわ」
4人で円になりコソコソと話す
「でも、は恋愛に興味無いんだと思ってた」
「そうね、でも好きな人ができた時きっと自分よりも相手を大事にするタイプだと思うわ」
「うちもそうだと思う」
「これは見守ってくしかないね!!」
「うん!」
4人で見守る同盟を組んだ。後に葉隠と八百万も加わり女子だけの同盟となった。勿論本人達は知る由もない