第8章 ヒーロー名(仮)と職場体験
(指名は82件、大半が武闘派のところだ。よく個性もろくに見せてない俺を指名する気になったな)
「ちゃんは何処にするの?」
「んー、まだ決めあぐねてる。梅雨ちゃんは?」
「私は水難に関わる所にしようと思ってるの」
「そっかぁ、頑張ってね」
「ええ、ありがとう」
それからあっとゆう間に時はすぎて、職場体験の日がやってきた
「全員コスチューム持ったな?本来なら公共の場じゃ着用禁止の身だ落としたりするなよ」
「はーい」
「伸ばすな!ハイだ芦戸!」
「はい」
「呉々も体験先のヒーローに失礼のないようにじゃあ行け」
「「「はい!!」」」
それぞれが向かう駅に歩き出す。俺は立ち止まって相澤先生を見る
「......行ってきます」
「おう、行ってこい」
皆の後を追うように俺も自分が乗る駅に向かった