第7章 迫り来る!?体育祭!
決勝戦に会場が湧き上がる
〈決勝戦!!ヒーロー科轟Versus爆豪!START!〉
最初は轟の先制攻撃で氷が爆豪の姿を隠す。一瞬で勝敗が決まったかのようにも見えたが、ドゴンドコンと地鳴りがし中から爆豪が現れる。爆破で氷を破壊したのだ。
どうしても炎を使った轟に勝ちたい爆豪は声を荒らげる。緑谷の声援に炎を出した轟だったが、爆豪から攻撃される直前に炎を消し、もろに攻撃を受け氷諸共場外に出た。
「轟君場外!よって爆豪くんの勝ち!」
〈今年の1年優勝はA組爆豪勝己ィ!!!〉
「これから表彰式を行います」
煙幕と共に1位2位3位の台が現れる。1位の爆豪は起きてからずっと暴れているので色んなもので拘束されている。
「それではメダル授与よ!今年メダルを授与するのは勿論この人!!」
「ハーッハッハッハッ」
オールマイトは華麗に着地し一人一人に声をかけながらメダルの授与をする
「想造少女、おめでとう。君は強いな、センスの賜物だ。フィールドを去ったのには何か訳があるんだろう。これからも油断せず日々精進しなさい」
「はい」
爆豪はかなり嫌がりながらも強制的にメダルを授与された
「最後にご唱和ください、せーの!」
「お疲れ様でした!」「「Plus ultra!!」」
とまぁ、キレイにはまとまらず体育祭は無事終了した
「おつかれ、つーことで明日明後日は休講だ。体育祭を感染したプロヒーローから指名などもあるだろうがそれはこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ。」
「あ〜眠い」
「もう昼だぞ」
「ん〜」
「お前昨日の轟との試合どうして場外に出た」
「うん?だって炎つかわない轟に勝っても意味無いし、迷ってるようだったから。もしかしたら爆豪とぶつかる事で何か得られるかもって」
「そうか」
口ではそう言ってもあまり納得はしてないみたい
「まぁでも、個性使わなくてもあの轟なら余裕で勝てたね、爆豪と出来なかったのは残念だけど」
「来年はちゃんと個性使えよ」
「はぁい」
振替休日は充分に体を休めた