第7章 迫り来る!?体育祭!
「1年ステージ第1種目もようやく終わりね。それじゃあ結果をご覧なさい!」
画面には1位から42位までの結果が出る
「予選通過は上位42名、残念ながら落ちちゃった人も安心なさい。まだ、見せ場は用意されているわ。
そしていよいよ次から本戦よ、ここからは取材陣も白熱してくるよ!気張りなさい!!」
パチンッとミッドナイトが鞭を鳴らすと画面内でルーレットが回る
「さーて、第2種目よ。私はもう知ってるけど、何かしら?何からしら?言ってる側から、これよ!」
“何かしら?”の先生の声がやたら色っぽくて、艶っぽくてエロかったのはおいといて、、、画面には騎馬戦と出ていた
「説明するわ。参加者は2人から4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ。基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど、1つ違うのが先程の結果に従い、各自にポイントが振り当てられること。そしてそのポイントは下から5づつ。そして1位が与えられるポイントは1000万!!」
ミッドナイトの声に1位をとった緑谷に全員の視線が釘漬けにされる
何故なら、、1位の騎馬を落とせばどんな順位からでもトップに立てるから。皆思う事は同じようだ。
「そう、上位の奴ほど狙われちゃう下克上のサバイバルよ!」
ミッドナイトはまた嫌な笑みを浮かべる
「それじゃあ、騎馬戦のルールを説明するわ。制限時間は15分、振り当てられたポイントの合計が騎馬のポイントとなり騎手はそのポイント数が表示されたハチマキを装着、終了までにハチマキを奪い合い保持ポイントを競うのよ。取ったハチマキは首から上に巻くこと。取りまくればまくる程管理が大変になるわよ。そして、重要なのはハチマキを取られてもまた騎馬が崩れてもアウトにはならないってところ」
(何十組って騎馬がずっとフィールド内にいるのか)
「協議中は個性発動ありの残虐ファイト。でもあくまで騎馬戦、悪質な崩し目的での攻撃はレッドカード!一発退場とします。
それじゃこれより15分チーム決めの交渉スタートよ!」
ミッドナイトの合図でタイマーが動き出し、組みたい人のところへ交渉に動き始めた
(誰にするかな〜。個性使わなくても怒らない人が良いんだけど、そうなると轟ぐらいしか。。いや、轟はもう決めたみたいだし)
どうしようか悩んでいると後ろから声をかけられる
「おい」