第7章 迫り来る!?体育祭!
「なぁおい、面貸せや」
飯も食い終わって教室で昼寝でもと思っていたのに爆豪に呼び止められ人気がない所に連れてこられた。これは長くなりそうだ
「USJん時、回復したのお前だろ」
(認めた方が早く終わるかな)「...そーだけど」
「お前の個性は水か氷じゃねぇんか、もしくは複数持ちか」
ギッと俺を睨みつける爆豪の目は真剣そのもので茶化すもの可哀想だと思った
「複数持ちじゃない、個性がそうゆうのなだけ」
「あ?じゃあテメェの個性なんだよ」
「想像と創造だよ。頭の中で描いたものを形にする個性」
「...チート個性かよ」
「そーでーす。チート個性なんです。納得した?もういい?」
「いーや、良かねぇ、水 氷 回復 ができんならまだ隠してんだろ」
「そーだよ、隠してる。見せてないのは後9つ。でも言う気はないよ」
ジッと見つめれば本気なのが伝わったのかこれ以上詰めようとは思わなかったらしい
「......そーかよ。じゃあUSJん時ぶっ倒れたのはキャパオーバーだったってことか」
「あーうん、まぁそんなとこ。爆豪は時間が経つにつれて威力上がるじゃん?けど、俺は逆で体力とか気力とかを削ってるから使い過ぎるとぶっ倒れちゃうんだよね」
“あはは”と笑って誤魔化す
「だから個性見せたがらねぇのか」
「そ、無駄な事に使いたくないの。疲れちゃうしね」
「チッ 体育祭、テメェもぶっ潰す」
爆豪は満足したのか、いや顔的にはあんまり満足してなさそうだったけど、、俺の返事も聞かずに行ってしまった
(自分が呼び出しといて先に帰るのかよ...)
とか思いつつも俺も直ぐに教室に戻った