第6章 敵襲
俺達は避難すべく13号先生の後に続いて出口に向かっていたが黒い靄が俺達を阻む
「始めまして。我々はビィラン連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いた。平和の象徴オールマイトに息絶えていただきたいと思っての事でして。本来ならば此処にオールマイトがいらっしゃるはずですが、何か変更が合ったのでしょうか」
いつの間にか飛び出していた爆豪と切島が黒い靄に切りかかっていた。
爆発が起こり目の前が煙で見えなくなる。
攻撃は当たったように見えたが全くと言っていいほど効いていなかった
「ダメだ、退きなさい!2人とも!」
「私の役目は貴方達を散らして、なぶり殺す!」
その言葉と共に周りが黒い靄で囲まれるが寸前のところで避けた俺達の前には黒い半球が出来ていた
「あいつらはオールマイトを殺すって言ってた平和の象徴を殺すか。。。そりゃ殺す算段が整ってるってことだよなあ」
ブツブツと誰に話すわけでもなく考えを巡らす
黒い靄を前に残っているのは芦戸、麗日、飯田、佐藤、障子、瀬呂、の7人
障子の個性で皆が施設内に居ることが分かり取り敢えず安心する
警報が鳴らず、携帯が使えない事が判明し飯田が学校に伝えに行く事になった。
飯田を入口まで行かせるために俺達で黒い靄を止めることになった
13号先生の個性で黒い靄を吸い込むが、ワープの個性持つ相手の罠にハマり、自分の後ろにワープゲートを出され自分自身を吸い込んでしまい後ろ半分が塵になってしまった。
その隙に飯田は入口に向かって走る
黒い靄も飯田を追いかけるが皆で飯田をサーポトし無事外に出れた。
黒い靄は諦めたのか俺たちの前から消えた
「13号先生!!!」
「退いて、発動 キュアーメイク 妖精の涙」
緑光した粉に包まれ出てきたのは一体の妖精、妖精は崩れた部分に涙の粒を落とす。涙は広がり傷口を覆う。役目を終えた妖精は消えていった。
「これで一命は取り留められるはずだから、、俺は相澤先生のとこに行く」
「そんな!危ないよ!」
「だから!だから行くの。後は頼んだ」
(凄く真剣な目)
「皆、13号先生をなるべく入り口に近いところまで運ぼう」
麗日はの思いを汲み取り13号先生をより安全な位置に運ぶ事にした
(消太兄、消太兄まで居なくなるのは嫌だよ。お願い間に合って...!!!)