第3章 参
杏「うむ!そうとなれば共に頑張ろう!」
屈託のない笑みで継子として迎え入れてくれた。
それからの日々というものはただひたすら鍛錬に取り組んだ。
基礎体力作りから刀の振り方、呼吸の基礎から全てを叩き込んでもらった。
吐きそうになるくらい辛く厳しい鍛錬だったが、杏寿郎の励ましで乗り越えた。
千「兄上、さんお茶が入りました。休憩にしませんか?」
全ての鍛錬を終え、後は日輪刀の色が変わるかどうか。
千寿郎くんの言葉に甘え師範と三人でお茶を味わう。
ここまで頑張ってきたんだ、きっと変わってくれるはず。
緊張が勝ちお茶を一気に飲み干す。
『ふぅ……』
深く息を吐き出し、鞘から刀を抜き握る。
信じろ、これまでの師範との鍛錬は無駄じゃなかったと。
『!!』
杏「む!!」
千「!!」
何の変哲もないただの刀のようだった日輪刀が、スッと赤く染まっていく。
やった…出来た、赤く染まった。
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途中ですみません
更新速度遅く申し訳ないです🙇
仕事等の都合により空いた時間に作成して
おりますので更新しない日もあります。
栞を挟んでくださっている皆様ありがとうごさいます。
作者の都合で亀更新になるかと思いますが
よろしくお願いします🙇