〈男主 BL R18〉 夢、鳴り止まぬ鐘。鬼滅の刃
第3章 青、囲まれる白。冨岡義勇&竈門炭治郎
「はあっ…は…」
かなり負担があったのか、純はぐたっとなってしまった。多分、気を失ったのだろう。
「…すまなかった。」
俺の後悔と反省は、きっと純には届いていないだろう。…好意さえも。告白までしたというのに、きっと何かの勘違いだろうだとか、疲れてるからなどと言って信じないのがオチだ。いっそのこと、嫌いだと振ってくれれば楽なのに。
「諦めさせてくれないお前が、一番残酷だ…」
俯きながら発した自分の声は、酷く情けないものだった。