刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第12章 鶴丸さんが来た!
その後、鶴丸さんが次郎ちゃん達につかまってつぶれてしまった後、光忠が一人で後片付けをしていたので手伝うことにした。
「光忠いつもごめんね、手伝うよ!」
「ありがとう、助かるよ」
「食器洗うね!」
「じゃあ僕が運んでくるよ」
カチャカチャと洗っていたら、加州くんと、大倶利伽羅さんがお皿を運んできた。
「主が洗ってる~、じゃあ俺も手伝っちゃおーっと」
「加州くんありがとう!じゃあすすいでってくれる?」
「りょうかーい」
大倶利伽羅さんは何も言わなくても、お皿を拭く役割にまわってくれている。
「大倶利伽羅さんもありがとうございます」
「…」
光忠が戻ってきて、あれ?いつのまにか助っ人が増えてる。僕の仕事なくなっちゃったね!じゃあ僕も少し飲み直して来ようかなと笑った。
食器を洗いながら、加州くんと色んな話をしてたけど、酔っぱらってるってこともあり段々と恋ばなに発展して、いつのまにやら私の過去の恋愛話になっていた。
「主はさ、彼氏いたことあんの?」
「あ、あるけど?どうして?」
「やっぱり?いつ?」
「高校と、大学のとき…」