刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第12章 鶴丸さんが来た!
「君もちゃっかりやることやってたんだねぇ。…やだなぁ勉強のことだよ?」
急に青江が入ってきて爆弾発言。青江はにやにやしながらお皿を流し台の上に置く。
「青江、言い方が紛らわしい!」
「で、彼氏とどこまでいったんだい?」
「あ、それ俺も聞きたい!」
そこへ、にっかりーっと呼ぶ声がして、残念だけどここまでだよ…加州、後でその話聞かせてくれよ?と言って青江は去っていった。
助かった!青江がいるとどんどん下ネタに持っていかれそうで怖い怖い。とにかくあの大脇差はとんでもない事を言ってくるから油断ならない!
「で、主、続きは?」
「どこまでって、そんなの言わなくてもいいでしょ」
「エッチはしたの?」
ガシャンッ!
大倶利伽羅さんがお皿を落としている。
加州くんは、チラッと大倶利伽羅さんの方を見て、お皿が割れていないのを確認した後、で、どーなの?と話を続けてきた。
「私のこと聞いても面白くないでしょ、もうこの話は終わりねっ」
「え!!言えないってことは、したんだっ」
大倶利伽羅さんがいるからこの話題は嫌で、やめてもらおうと思ったけど引き下がってくれそうにない。
「もうっ!なんでそーなるかなぁ?人に言えないような恥ずかしい事はしてませんっ!」