• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第40章 魅惑のランジェリー


勿論今もあの頃と変わらず、ちょっとした彼の仕草や言葉にすぐに私の心臓はドキドキしてしまうのだけど。

何より大倶利伽羅さんがハンバーガーを気に入ってくれたことと、一緒に食べた事を覚えていてくれたことが嬉しかった。

暫くするとテーブルにハンバーガーセットと瑞々しい桃が綺麗に乗っているパフェが並べられた。
ワンプレートに盛り付けられた美味しそうなハンバーガーに沢山のポテトとサラダ。

パフェの桃をフォークで刺して一口食べると、お口いっぱいに桃の味が広がる。
大倶利伽羅さんのてりやきバーガーも食べる度に肉汁がポタポタと滴り落ちていて、見るからに美味しそう。

その後乱ちゃんと次郎ちゃんに頼まれたコスメなどを買い、本丸に帰るために商業施設から出ると雲がどんよりとしていた。「一雨くるな」大倶利伽羅さんが空を見上げて呟き、ゲートまで走るぞと私の手を引っ張って走り出す。
途中でポツリポツリと肌に触れる感触。

段々と激しくなる雨。ゲートまであと少しのところで見事に降られて二人ともびしょ濡れになってしまった。

買い物したものはビニール袋に包まれているので中身は濡れずにすんだのが救いだ。


/ 1260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp