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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第40章 魅惑のランジェリー


着る機会があるかはわからないけど…

ドキドキしながら、紐パンを他の下着で隠しそそくさとレジに向かった。


「ありがとうございました~またご来店下さいませ~」


か、買ってしまった…
紐パンがセットの魅惑のランジェリーを!!

下着が入っている袋を妙に緊張しながら胸に抱き締め、大倶利伽羅さんの元へと戻った。


「終わったか」

「あ、うん!待たせちゃってごめんねっ」

「別に…」

「っ、え…えっと次郎ちゃんと乱ちゃんから頼まれたものは後で買うことにして…ちょっと疲れちゃったから休憩しようか!」

「あんたもう疲れたのか…」

「刀剣男士とは体力が違うのっ」


袋を胸にギュッと抱きかかえ反論していると、大倶利伽羅さんの視線が袋に向けられているのに気付き、エッチな下着を買ってしまったことがばれるような気がして変な汗が噴き出した。

そんな私を不審に思ったのか、大倶利伽羅さんは少し眉を寄せじとりと私を見つめる。

慌てて目を逸らし「あ、暑いね~喉乾いちゃった!」なんて言いながらくるりと方向転換しフードコートに向かい歩いていると、犬カフェ(ドッグカフェ)なるものが目の前に現れた。

猫カフェは聞いたことがあるけど犬カフェってなんか珍しい。


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