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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第40章 魅惑のランジェリー


その謳い文句にもまんまと魅了されてしまい、ついついモデルさんと同じデザインの魅惑の紐パンに手が伸びる。

次郎ちゃんが言っていたけど、本当に男の人はこういうの好きなのかな…

大倶利伽羅さんも?喜んでくれる…?


私が着てもモデルさんみたいに綺麗に着こなせないのは分かっているけど…ちょっとでも色気が増すとしたら…そしたらいつも余裕そうな大倶利伽羅さんを夢中に出来るのかな?と邪な考えが頭に浮かんだ。

ちらりと彼の様子を伺うと、ベンチには座らずに壁に寄り掛かっていた。たまに女の人に話かけられているけど無視し続けている。その姿に安堵していると、彼の瞳がこちらに向けられバチリと視線がぶつかった。

ドクンッと心臓が鳴り慌てて目を逸らす。なんだか悪いことをしている気分になってしまうのは何故だろう…

大倶利伽羅さんがこちらを見ていない隙に、モデルさんと同じワインレッドと黒のクラシカルなデザインの紐ランジェリーが掛かっているハンガーを素早く手に取った。

み、見られてないよね?


サイドは黒い紐で、バックはワインレッドのエンブロイダリーレースであしらわれているそれは、おしりが透けて見えるデザインなのに何故か下品な感じがしなくて優雅で気品が漂っている。


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