• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第40章 魅惑のランジェリー


取り敢えず大倶利伽羅さんは出陣中なので、それまでに現世に行く手筈を整えておくことにした。


「こんのすけ、ちょっといいかな?」


こんのすけを呼ぶと「はい審神者様」とすぐにこんのすけが現れる。毎度のことだが一体どういう仕組みになっているのか。


「次の休日に現世に行きたいんだけど、手続きお願いできるかな?」

「わかりました!すぐに手配致しますね。…ところでどういったご要件で?」

「買い物に行きたいの…」

「買い物ですか?万屋では駄目なのですか?」

「万屋には売ってないものなの…ほら、あれよあれ」


すぐ側に同田貫さんがいるので濁して応えると、こんのすけは不思議そうにしながら暫く首を傾げている。

私が口パクで『したぎ』と言うと「あ、あれですね!わかりました!」と言い、手をポンと叩いてこんのすけは頷いた。
察しがよくて助かります。


「買い物も勿論ですけど、久しぶりに大倶利伽羅様と羽を伸ばしてきたら良いですね審神者様!」

「う、うん…ありがとう、こんのすけ」

「どうされましたか?煮え切らないような顔して…」

「あ、いや…何でもないよ?大丈夫!」


後は大倶利伽羅さんに伝えるだけだ。それが一番難関なのだけど…


/ 1260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp