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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第39章 へし切長谷部は見た!!


お可哀想に主!あの小さなお口でそんな事を無理矢理強いられて!!おいたわしやあるじいいい!

俺は腸が煮えくり返りそうになり、胸中で叫びながらも口に出さぬよう耐え、グッと歯を食いしばった。


「次はあんたの番だ…」

「え、や…ちょっと、私はいいって!それにまだ伽羅ちゃんのがっ」

「俺はもういい。ほら、どうした…あんたも大概だぞ、硬くなってる」

「あっ…やだっ、もっと優しくして、いじわる…っんんっ!」


はあああああああ??
自身のだけじゃいざ知らず、あろうことか主のまで強要しているのか!

許さん…!許さんぞ大倶利伽羅!!貴様のイチモツを二度と使いもんにならなくしてやる!
主!今、貴女の長谷部がその苦痛から解き放って見せましょう!


「最良の結果をあるじにいいいいい!」


俺は躊躇することなくその扉を開け放ち突入した。
主をお助けするという重大な使命を背負って。俺は主のためならなんでもこなしますよ。

部屋に一歩足を踏み入れると、大倶利伽羅が主の背中を押している。俺が想像していた状況とは似つかわしくない絵図に、はたと目を白黒させた。


「…」


二人はただ単に柔軟体操をお互いにしあっこしていただけのようだった。


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