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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第11章 こんたくと?


「口吸い?えっと、キスのことを言ってるのですか?」

「知らん」

「伽羅ちゃん、何か勘違いしてるよっ」


あっ!まさか…光忠が私の目を見てるとき、大倶利伽羅さんの方から見たらキスしてるように見えたのかもしれない。

背の高い光忠が私に合わせて顔を同じ高さに揃えてたんだもん。その状態であんなに近くで見つめあってたからそう見えるのも無理はない。絶対それだと思った…


「誤解ですっ!そんな事あるわけないですっ!光忠とは恋仲でもないし、キスもしてないです!さっきは、私の目の中にあるコンタクトってやつをみてただけです。ね、光忠?なんなら大倶利伽羅さんも見てみます?」

「そうだよ!伽羅ちゃん!こんたくとだよ!」


光忠も慌てて弁明する。


「でも主ちゃん、僕との事全力で否定しすぎじゃないかな!ちょっと傷付いたんだけど…」

「え?そうだったかな?」

「こんたくと?」


大倶利伽羅さんが不思議そうに口を開いた。

光忠と同じ反応…そりゃ知ってるわけないよね。
それにしても大倶利伽羅さんってば首を傾げていて可愛すぎます…
そんなこと言ったらムスッとしそうだから、とてもじゃないけど言えませんが…


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