第11章 こんたくと？

あまりにも美味しすぎてペロリと食べてしまって、速攻でなくなってしまった。欲を言えばもっと食べたい…

すると突然、目に痛みが走った。
いたっ！光忠が心配そうに、どうしたんだい？と顔を覗きこんでくる。


「うん、私コンタクトしてて…目にゴミが入ったみたいで…いたたたた…ッ！」

「こんたくと？」

「そう、視力がちょっと悪くて、目に直接くっつけて視力を良くしてるの。別につけなくてもそこまで見えない訳じゃないんだけどね？」

「明石くんがしてる眼鏡みたいなもんかな？目に直接とか…大丈夫なのかい！？」

「平気。でも今ゴミが入ったみたいで痛いから、ちょっと外すね」

「主ちゃん、涙が凄い出てるよっ」


私が装着してるコンタクトレンズを外して光忠に見せると、興味津々でまじまじと見ている。なんか可愛い。


「こんなのが、目に？？信じられないよ」

「今、綺麗にしてまたはめるから見せてあげるね」


目に装着するところを見せると、光忠はえええ！っと叫んでとても驚いている。

ちょっと見せて！そういうと顔を近付かせてきて、じぃっと間近で目を見られた。