刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第37章 修行
「悪いが亀甲、主はな、恋仲の大倶利伽羅とさっきまで一発やっていたんだ!その証拠にほら、お前なら見たらわかるだろう??」
「え゙…」
「その神気が大倶利伽羅だと、そう言っているのかい…?」
「そうです、いっぱつどころではありませんよ!どうだ、すごいでしょう!」
「い゙っ?」
「そ、それは本当なのかいご主人様…?」
生々しい鶴丸達の言葉にぎょっとしてへんな言葉しかでない。
そんな私の肩を亀甲さんが掴みガクガクと揺らす。そして鶴丸といまつるちゃんはそれ見たことかと、満足そうな笑みを浮かべている。
これはそうです、と言った方がいいんだよね?もの凄く恥ずかしい会話だし昼間っからそんなことしてきたのか?って思われるけど、そのための計画だもんね…
でも大倶利伽羅さんはまだ修行中で帰ってもいないのに大丈夫なのかな…?本当に誤魔化せる?
言葉に詰まっていると亀甲さんは更に私に詰め寄る。
「ご主人様!どうなんだい!?何か言ってくれないかっ」
鶴丸といまつるちゃんを再度見ると主もちゃんと言ってというような表情で。はやく、はやくと目が訴えかけてくる。
「つ、鶴丸達の言う通りなの!!さっきまで修業から帰ってきた大倶利伽羅さんと一緒にいたの!どうしても私、我慢できなくて…」