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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第37章 修行


一通り陳列されている棚を見渡すと、どうやら雑貨屋さんらしい事がわかった。可愛らしいタオルや、北欧系の置物や時計やベッドシーツ等色々な物が売られている。


「見て、このランプ可愛い…」

「きみ、目的はそれじゃないだろ」

「あるじさまー!ぼくもなにかかっていいですか?」

「いいよ!いまつるちゃんっ」

「おいおい、今剣まで何やってんだか…」

「わかってるんだけど何か緊張しちゃって…、ねぇ…例の物はどこにあるのかなぁ?」

「さあな…見る限りそんな感じの物はないようにみえるが」

「みてください!このぼうし岩融ににあいそうですねっ」

「わあ!本当だっ」


茶目っ気のある表情を浮かべながら、嬉しそうに帽子を被って鏡の前で飛び跳ねているいまつるちゃん。

お洒落な雑貨を手に取りながらも店内をそれとなく物色する。

どのような方法で売られているのか見当がつかないけど、ざっと店内を歩きながら探しても神気らしきものは売られていないようだった。


「本当に売ってるのかな…そもそもこのお店で合っているのかも不安になってきた」

「いや、まだ分からないぞ、奥に隠してあるんじゃないのか?」

「そうですよ、鶴丸のいうとおりだとぼくもおもいます!」


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