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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第37章 修行


急いでパソコンの前に座り電源ボタンを押して起ち上げる。

そして時の政府ホームページを開くと直ぐさまIDを入力する画面に切り替わった。

なるほど…

時の政府のホームページって閲覧するだけでもIDが必要なんだ。一般の人に知られないようにしてある辺り、厳重に管理されているということが伺える。

これだと審神者や関係者以外はこのサイトに入れないし安心だ。

私室に置いてあるカバンの中にある財布を取り出して、更にその中にある審神者IDカードを抜き取り、ID番号を入力した。

無事にサイト内に入れたことを確認し、『審神者専用掲示板』を探しだし開いてみる。

すると、そこには彼女が言っていた審神者同志の交流の場所が広がっていた。


『可愛い短刀達を愛でたいやつ集まれ』
『あの刀を落とすには?』
『戦場の攻略』
『鶯丸の大包平観察日記の全容!』


どれも気になる内容ではあるが、今閲覧している場合ではない。

虫眼鏡マークをクリックして、そこに亀甲貞宗と入力すると…亀甲さんに関するスレが沢山出てきたがどれも違った内容のものだった。


「はあ…」


期待していただけに、ガックリと肩を落としながらつい大きな溜め息を吐いてしまったら、向かいに座っている鶴丸が出陣記録に目を通すのをやめ「何かあったか?」と言いこちらを見る。


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