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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第37章 修行


長谷部に向かってべーっと舌を出している貞ちゃんに苦笑いしつつ、それからは長谷部も交えて暫く話し合っていたが…

結局これといっていい案も思い付かず、その都度本丸に残っている刀剣が亀甲さんから守ってくれることに…


「じゃあ、主ちゃん僕から皆に伝えておくから安心して。執務室の外にも用心棒置くようにするけど、執務室から出る時は念のため気を付けてね」

「はぁい……でも、なんか皆に悪いな…只でさえ出陣とか内番とか頑張って貰ってるのに」

「皆主ちゃんのためなら苦と思わないから大丈夫だよ!」

「そうだぜ主!俺らに任せておけって」

「この長谷部が命に替えても貴方をお守り致します!」

「皆に負担をかけることになってしまって、本当にごめんなさい…」

「主が謝ることは一つもございません!」

「そうだよ、主ちゃん」


そう言いながら近侍の鶴丸を残したメンバーが執務室を出ていった。

任せておけか…そうは言うもののやっぱり頼りっぱなしは悪くて、何か方法はないものかと考え込んでいると、前に審神者友達が言っていた『審神チャン』をふと思い出した。

掲示板で検索したらもしかしたら何かいい案があるかも知れない!!

どうして今の今まで気付かなかったんだろう。


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