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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第35章 お風呂での秘め事


素肌通しがピッタリ密着している恥ずかしい体勢に更にボンッと身体中が変に沸き上がり、ついつい離れようと暴れてしまう。


「おいっ危ない!暴れるな」

「なななんでお風呂?それ、に…なんで一緒に…入ってる、の…!?」

「あんたが入ると言ってきかなかったんだ。覚えてないのか?」

「えぇぇ!うそっ……それっ本当??…お、覚えてない…うぅ、恥ずかしすぎる…ご、ごめんなさいぃ…」


お友達の本丸でついつい飲みすぎて記憶がなくなるまで泥酔した挙げ句に、自分でお風呂に入るって言ったなんて…もしかして、大倶利伽羅さんと一緒に入ってるのも私が誘った…とか???

恥ずかしさの余り俯いていると溜め息を吐かれた。


「あんたは酒が弱いんだ。ほどほどにしておけ」

「はい……って、…伽羅ちゃん泡の入浴剤入れたの?」

「知るか」

「だって…この泡」

「あんたが入浴剤を入れろと言うから適当に取って入れたまでだ」


…それも、私が言ったのか。
お風呂まで強引に入れさせて、更には入浴剤も入れてって大倶利伽羅さんに…?なんてことをしてしまったんだ。最悪だ…
数々の自分の失態に唖然とする。


「…でも、この入浴剤良く入れられたね…説明見たの?」

「説明は読んだ」

「お湯に入れるだけのもあったんだよ…ごめんね、手間かけさせちゃって…でも凄いね、ちゃんと泡風呂になってる」


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