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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第34章 神気


当時は赤裸々に話してる友達ばかりだったからそんな事するの?って驚きの連続で。

審神者になってからはもう普通の恋愛とか出来ないんだろうなって諦めてたのに、まさかそんな私が刀剣に恋をして、想いが通じて…一般的な恋人らしい段階をしっかり踏んで彼と結ばれた。
正直今でも信じられない…


「でも…刀剣って体力が人間と比にならないじゃない?その中でも大倶利伽羅って激しそうよね~!正直体持たないでしょ?どうなの?どうなの?」

「はあ!?激しくないっ」

「またまたぁ~野獣の感じがプンプンするけどな~」

「野獣…何それ!!…あ、そういえばっ」

「ん?どうしたの?やっぱり野獣って思い当たる節でもあった?」

「違うっ!あの…ね、恥ずかしいのだけど、聞いてもいいかな…」


さにチャンで検索してみようかとも思ったけど、この際恥を忍んで彼女に聞いてみる事にする。乱れてしまったのは縁が繋がったからだって大倶利伽羅さんに言われたことと、神気が馴染んできたって彼が言っていた言葉…。


「ああ!わかるよ!えっちするとね、その神様と縁が繋がるの!これは知ってる感じだね?」

「うん…それは知ってる…」


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