刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第34章 神気
「今日は有難う…あれからみっちゃんとお話しできた。今までのこと本当に反省してくれてて…あなた達には感謝してもしきれない…」
「力になれて良かったです…私は何もしてないですが…それよりっそんなによそよそしくしないで下さい」
「ふふ…そういうならあなたのその敬語もやめましょ?」
「…あっ」
それから大倶利伽羅さんとの馴れ初めを聞かれ、久しぶりの女子トークで盛り上がった。審神者に就任してからはこんな女子トークなんてすることがなかったから、私の心も弾んでいた。そしてお酒が進み話も段々と大胆になっていく…
「ねえ、みっちゃんがあなた見たとき、神気でぷんぷんって言ってたよね。ということは…したってことよね??ね?いつ?いつ結ばれたの?」
「えっ」
彼女はニヤニヤしながら話さないと許さないぞーなんて言いながらしつこくしつこく聞いてくるので、観念して話すことに…
「えー?最近結ばれたの?吃驚なんだけど!!」
「は?何がびっくり!?」
「刀剣って手出すの割りと早いじゃない?」
「え?そうなの?そんなの知らないっ」
「私の知り合いも早かったし、審神者専用チャンネル、さにチャンでも手が早いって書き込みばっかりだったからあなた達もとっくにしてるかと思ってた……」
「…なに?そのさにチャンって!?」