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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第34章 神気


「あはは、それは嬉しいね。彼のことはこれからも心配だからたまに連絡を取り合うつもりだよ」

「アフターケアまで!!さすが光忠!何台でも買ってあげちゃう!」

「おいっ」

「う~ん、じゃあ3台買って貰っちゃおうかなあ」


くすくす光忠が笑っている横で、大倶利伽羅さんが調子に乗るなと言わんばかりの顔をしている。


「でも、伽羅ちゃんがあんなに熱くなるなんて思わなかったなぁ。やっぱり恋をしてると言葉が違うよ!説得力があった。……それに、主ちゃんの恋刀が伽羅ちゃんで本当に良かったって改めて思ったよ」

「光忠…その話はよせと言ったはずだ」

「はいはいっ照れちゃって!でも本当に良かったよ。ほっとしたらお腹すいちゃったね、折角だから沢山食べよう」


そう言いながら光忠は唐揚げを一つ口に放り込んだ。そして「ここの本丸のご飯もなかなかだね!」と私のお皿にも唐揚げを乗せる。
乗せてくれた唐揚げを一口食べると、衣はカラッと揚がっていて中はジューシー!お口の中に生姜の風味と肉汁が広がって最高だった。

食事に舌鼓を打った後、デザートが運ばれる。


「ひゃあ、メロンだ!凄い」

「明らかに気を遣わせてる感じがするね…なんか悪いなぁ」


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