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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第34章 神気


「光忠、大倶利伽羅さん…今日は本当にありがとう…」

「僕より伽羅ちゃんのお陰かなぁ。でも良かったよ。あと少し会うのが遅かったら、彼は話も聞けない状態になっていたかも知れなかったからね」

「うん…そんな感じだったよね…ちょっと怖かった」

「でももう大丈夫だと思うよ。本当に伽羅ちゃんの行動には「光忠、余計な事を言うな」…あ~言っちゃ駄目なのかな?」

「え?え?大倶利伽羅さんがどうしたの?伽羅ちゃんのお陰って何があったの?」


光忠が言いかけていた事が気になり聞いてみるものの、大倶利伽羅さんは光忠を睨んでるし、睨まれている光忠は苦笑していて教えてくれない。


「私が聞いたらダメなことなの?」

「そうじゃないけど…伽羅ちゃんは照れ屋さんだからねっ!強いて言うなら伽羅ちゃんは主ちゃんが大好きってことかな!それ以上は僕からは言わないでおくよ。知りたかったら伽羅ちゃんから聞いて?」

「そんなの…絶対教えてくれない…」


何があったかは分からないけど、大倶利伽羅さんが動いてくれたんだろうなと言うことはなんとなく想像がついた。


「二人には本当に感謝だ…そうだ、光忠にはお礼にこの間欲しいって言ってた最新のジューサー買ってあげる!!大倶利伽羅さんは何が欲しい?」


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