刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第34章 神気
2度寝してから起きて(二人で寝坊してしまい光忠に起こされたけど)大倶利伽羅さんと遅めの朝餉を食べた。
そして今は午前の書類仕事が一段落したので、久しぶりに鍛刀することに。
「あんた、体辛くないか」
鍛刀は霊力をそこそこ使うので昨晩寝るのが遅かったからか、大倶利伽羅さんが心配している。
「うん、大丈夫。一回だけしかしないつもりだし。それに…政府に最近鍛刀してないんじゃないかって指摘されたの…うぅ」
「そうか…わかった…」
大倶利伽羅さんが資材を投入し終わり、時間を見たら、なんとそこには4時間と表示されている。
「伽羅ちゃん!見てっ!!4時間だって!」
「あぁ、そうだな」
いつも通りの塩対応の大倶利伽羅さんの隣で、私だけがもの凄くはしゃいでいる。
どんな刀が来てくれるんだろう。4時間ということはレア刀だ。
うるさい政府を見返せる!?やったー!
頭の中で小躍りした。
取りあえずこのまま待っていても仕方ないので、雑務を片付け昼餉を食べに行った。
「わあ、オムライスだぁ」
「初めて作ったからあまり自信は無いけど、中々良い出来だろう?」
「凄く上手!!」