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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第34章 神気


可愛くない悲鳴をあげ、直ぐ様自分の体を隠しつつ大倶利伽羅さんにも掛け直す。昨日着ていた浴衣を探すと足元にあった。浴衣を拾おうとしたら、すぐそばにパンツやらブラジャーやらがお互いの浴衣と共に散らばっていて、それがとても生々しくて…


「~~っ!」


急いで浴衣を羽織り、「シャワー浴びてきますっ」と言い、下着を拾って風呂場に駆け込んだ。

脱衣所で浴衣を脱ぎ、お風呂場で体を洗っていると、自分の体に付けられたあちこちのキスマークに目眩がした。
そけい部に近い太腿にまでそれはあって…


こんなところにまで…


伽羅ちゃんのえっち…
嬉しいけど気恥ずかしくて…


というか首のこれ、服で隠せない位置にある。どうしよう。
バンソーコーなんて貼ったら怪我と間違われて長谷部とかが騒ぎだしそうだし…湿布は臭いし…
取り敢えず髪の毛下ろしてなんとか見えないようにするしか…

そうこうしてる内に朝餉の時間が迫って来ている事に気付き急いでシャワーを浴びた。髪を乾かして浴衣を羽織り部屋に戻ると、既に大倶利伽羅さんはいなくて布団もキチンと整えられていた。

手早く身支度を整えていたら大倶利伽羅さんが部屋に戻ってきて、ふわりとシャンプーの香り。


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