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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第33章 幸せな痛み


擦れる度に痛みが走っていた膣内も、段々と彼の動きに慣れていき、痛みさえも甘い熱に変わっていく。

深夜の静かな部屋で聞こえてくるのは、彼が吐く熱のこもった荒い息と自分が発する甘い声、彼の動きに合わせて鳴るベッドの軋む音。

そしてその一連の音に連動するように、酷く厭らしい肌同士がぶつかり合う音と、粘着質な水音だった。


「ん……あ、ぁ…あっ」

「ふッ……く」


荒い呼吸と共に首筋、胸にちゅうっと強く吸われて、チクンと痛みが走る。

彼の怒張が奥でゴリゴリと押し付けられ、更にギリギリまで抜かれて、すぐにズンッ!と突き上げられた。


「んぁあっっ!!」

「……ぐっ……ッ!」


ぐちゅん、と一際大きい卑猥な音が鳴り響き、ぎゅう、と強く抱き締められたと同時に中に突き立てられている剛直が大きくなり、ぶるりと震え、奥深くにどくどくと注がれる感覚が広がる。

そして全てを吐き出すかのようにぐっぐっと擦りつけるように何度か押し込まれた。

私を抱き締めながら、はぁっはぁっと肩で息をしている大倶利伽羅さんの下で、ゆっくり瞼を閉じた。


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