• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第31章 近侍 大倶利伽羅


「主、こいつは一度お灸を据えないとまたやります」

「でも、もうしないってさっき約束したから大丈夫だと思うのっ」

「主ちゃん、それじゃ今回はお咎め無しってこと?本当にそれでいいの?優しすぎやしないかい?」

「主、俺もそう思います!今までどれだけ騙されてるかご自分でわかっていますか!?」

「…」


わかってるけど、長谷部にそう言われると自分が物凄く情けなく感じます…密かに傷付きました。


「僕も何か仕置きをしてもいいんじゃないかと思うけど?」

「…あんたは国永に甘過ぎる」


皆がこぞって罰を与えろと訴えている。でも私も必要以上に取り乱しちゃったし、鶴丸だってこんなことになるなんてさっきの態度からしても想定外だったはずだ。

それにもう十分反省してくれてるし、これ以上ないくらいに謝られた。


「本当にもういいから。この話はもう終わりにしよう」


そう言うと長谷部たちは溜息をつきながらも私に従ってくれた。


「鶴さん、今度主ちゃんを泣かすことがあったら、誰が何と言おうと僕は許さないからね」

「次は地下牢行きだ」

「ああ、すまなかった」


鶴丸が沈んだ様子で返事をする。
そして皆が去っていき、今執務室では私と大倶利伽羅さんの二人っきりで。


どうしてこんな体勢に…


/ 1329ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp