刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第31章 近侍 大倶利伽羅
「すまない、悪かった!!この通りだ!きみが憎くてやったんじゃない。それだけは本当だ!きみが可愛いからつい反応を見たくなるんだ!」
「うぅ~」
「もう二度としない!誓う!!」
「ほ、ほんとに?」
「ああ、約束だ!」
そこへ私の泣き喚いている声を聞きつけた長谷部と光忠、青江が執務室に駆け付けてきた。
「あるじいいいい!何事ですかあああ!??鶴丸、貴様主に何してる!」
「ちょっとどうしたんだい主ちゃん!まさか鶴さん、また何かしたの!?」
「おやおや…三角関係かい?修羅場だねぇ」
私を抱き締めているのが大倶利伽羅さんではなく鶴丸なので、駆け付けた三人は驚きを隠せない様子。
慌てて鶴丸から離れて事の発端を説明すると、皆が呆れたように溜め息を吐き鶴丸を見た。長谷部に至っては顔がひくついている。
「鶴さん、本当いい加減にしてよ!主ちゃん…可哀想に。鶴さんが悪かったね…」
「鶴丸…貴様という奴は!!今度という今度は地下牢にぶち込んでやる!来いっ!」
「長谷部っもういいから…」
そのまま鶴丸を地下牢まで連れて行きそうな勢いの長谷部をなんとか宥める。